こんにちは!
9月になり、夏ももう終わってしまいますね。
先日、ARTZONEでは
8月31日にオープニングした『東北画は可能か?~まなざしの解放~』の
オープニングトーク、『「東北画」であるために』を行いました。
今回のトークでは東北芸術工科大学の参加学生、
そして東北芸工大日本画コース准教授である三瀬夏ノ介さんをお招きしました。
常に「東北画は可能か?」という問いに向き合っている
東北各所と全国から集まった学生たち。
山形は京都と違い、常に山に見られているような気がして、
「まぎらわす」ことができない。
学生達もひた向きに絵と向き合っているのだ、
と三瀬さん。
出展作家の学生達の、今展に関するお話も聞くことができました。
写真むかって左に見えるのは、
ARTZONEで初披露となる『しきおり絵詞』
作家の渡辺綾さんが予備校に通っていた頃に興味を持ったという
青森の「裂き織り」という技法を用いています。
トーク終了後は、
1階で立食パーティーがありました。
おいしい食べ物をかこんで、
作家さん達とゆっくりお話をすることができました◎
『東北画』は可能か?~まなざしの解放
会期ははじまったばかりです。
みなさん是非おこしください!
------------------------------------------------------------------------
『東北画は可能か?〜まなざしの解放〜』
東北芸術工科大学チュートリアル活動「東北画は可能か?」
【会期】
2013年8月31日(土)〜9月23日(月)
【イベント】
9月23日(月・祝)15:00-17:00
ギャラリートーク 「東北と京都の美の極み」
「東北画は可能か?」参加学生+三瀬夏之介
田中圭子(京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科専任講師)
たまたま通りすがりに、色に引き寄せられて入りました。真正面の「方舟計画」の絵がすごーーく好きです。遠くから見ると、大変な出来事を描いているようなのだけど、近くで見ると、「ささやかな日常の幸せが」ところどころにあって、昔話を絵で聴いているような気持ちになって、ほっと懐かしいのです。
返信削除それに山に顔があるのも、のほほーんとして楽しいし。
それにしても、私は初め、震災を体験されたことを描いていらっしゃるものだと思っていましたら、この絵の下描きは、震災前のものとか。アーティストには予知のメツセージがイメージとしておりてくるのではないか、と思いました。