こんにちは。
早くも夏の気配漂う5月の京都です。
11日、ARTZONEでは『「私たち」と「震災」と「芸術」 ―小山田徹の語る女川常夜灯プロジェクト―』のトークショーがありました。
年間を通して開催される「公開勉強会シリーズ」。
第1回目となった今回のゲストは、
美術家・京都市立芸術大学准教授の小山田徹さん。
98年までパフォーマンスグループ「ダムタイプ」で舞台美術・監督を担当され、
平行して「風景収集狂舎」の名で、様々なコミュニティ、共有空間の開発を行ってこられました。
平行して「風景収集狂舎」の名で、様々なコミュニティ、共有空間の開発を行ってこられました。
そして、東日本大震災以降、宮城県女川の住民の方とお盆に行っている「迎え火プロジェクト」。
「震災直後、たき火の火で生き延びた」という地元の方たちのお話を聞き、始まったそうです。
震災をきっかけに見つめ直すことになった「家族の形」や
目の前にした時の芸術の(不)可能性。
目の前にした時の芸術の(不)可能性。
自分たちの「中」で、この問題は果たして続いているのか、どうか。
人と深いつながりをもつことを目的としているという小山田さん。
「もし大きな災害が起きた時、具体的に相手の顔を思い浮かべることができるような友達」
そういう関係がいざという時に、一番強いものになるのかもしれません。
そして
トークショー後にはプチ二次会がありました。
今日は実際にみんなで共有空間をつくることに。
「たき火をしよう」
ということで!
みんなで屋上へ!
たき火を囲みながら、お菓子をつまみ談笑するみなさん。
初対面同士で打ち解けたり
みんなでマシュマロ焼いたり
いつのまにやら食べ物が増えていたり。
小山田さんの「たき火をすれば、勝手に人は集まってくる」という言葉が、じわりとくる風景でした。
野放しで、人がいつの間にか楽しいことを始めているという環境は
今、とても貴重なものではないでしょうか。
今、とても貴重なものではないでしょうか。
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そんなこんなでスタートした本シリーズ。
次回Lesson2に続く!!
(マシュマロ食べたかった)
トークショー撮影:早瀬道生(美術工芸学科 写真コース)
二次会撮影:中尾めぐみ(ARTZONEスタッフ)
二次会撮影:中尾めぐみ(ARTZONEスタッフ)
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公開勉強会 Lesson2 「私たち」と「震災」と「芸術」
『吉川由美の語る「生きてきた幸せ・生きていく喜び」を共有するために』
日時:2013年5月25日(土)
時間:17:00-19:00
ゲスト:吉川由美(アートプロデューサー・演出家)
場所:ARTZONE
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